パジェロミニのカーオーディオを全くの初心者が交換してみました。
交換するオーディオは中国メーカーの怪しい品物、三菱車ようのハーネスと共に挑みました。
所要時間は全部合わせると5時間くらい、結果としては、、
普通のカーオーディオをプロに設置してもらったほうがいい
という結果です、ただ、やってやれない事はないのでその記録を記載します。
購入した製品は中国メーカーの怪しいオーディオ
今回購入したのはこちら、時間経つとAmazonから消えるかもしれません。(案の定消えました・・)
これだけですと設置できませんので、三菱車ようのハーネスも購入
合計3000円、これでブルートゥースが聞けるのであれば良いなと思ったのは幻想でした。。
パジェロミニのダッシュボードを外す
品物が届いたのでパジェロミニのダッシュボードを外します。
まずは上写真の赤丸部分に樹脂ネジがついていますので、それを外します、私はそれに気づかずに強引に手前に引っ張ったらネジがぶっ壊れました。。
まあ、ネジが壊れてもなんの支障もないので気にせず行きます、とにかく手前に引くと外れます。
外すと上写真の赤丸部にネジがありますのでこのネジを外します。
このネジを外さずにもがくと大変な事になります、後述しますが、ディーラーに持って行ったあとこの部分が割れてました、このネジの存在を知らずに無理に引っ張ったのでしょう、まあどうでもいいですけどね・・
次にオーディオ周りのパネルを外します。
他のサイトには上写真の赤線にそって樹脂のフックを外していけばよいとありましたが、、隙間にマイナスドライバー等をツッコムともれなく傷つきますので、もっと手っ取り早いのは上写真の黄色丸のあたりを持って思いっきり手前に引くことです、そしたら簡単に外れます。
このような感じでパネルが外れます、これでやっとオーディオに手を付けられるようになるということですね。。
オーディオを付け替える
上記の写真のネジ4つを外すと簡単にオーディオが外れます、後ろについているコネクタを外すと簡単に取り外す事ができます。
黒く太い線はFMのアンテナ線だそうです、引っ張れば外れます。
さて、これから新しいオーディオを取り付けるのですが、いろいろと障壁が立ちはだかります。
CDが無いとオーディオは非常にコンパクト
購入したオーディオはCDが聞けないタイプですので、物としては非常に小さいです。
問題は配線です。
配線には電工ペンチがいる
説明書の記載の通りに配線をするのですが、残念ながらハーネスとの接続にはギボシ端子を潰して接続する必要があります、端子をつぶすには電工ペンチが必要だということに気付きました。。
私はミニマリストですので電工ペンチなどというモノは持ち合わせておりません、、買いに行く羽目に。。
ダッシュボードを取り外した状態でホームセンターへ走り、買ってきました。。
Amazonだと安いですね、セットで1300円ですか・・・私はホームセンターで1760円でペンチ単体を購入、この時点で3000円+1760円で約5000円かかってますね。
あとは買ってきた電工ペンチでただひたすらに端子を潰して配線していきます、結構固いので握力が鍛えられます。。
線が余った、どうなっている??
説明書に従って配線していたのですが、最後に不思議な事が起きました、一本線が余るのです
最後オーディオ側の⑪ブラック:電源負極とハーネス側のアクセサリー用電源が余りました、、どうすりゃいいかわからなかったので、とりあえず余ったもの同士をつなげておきました(そうなんです、私は適当なんです)
まあ結果として大失敗でしたが、それは後述。
新しいオーディオを取り付ける
まずは元々ついていたオーディオから板金を取り外します。
上写真の元のオーディオの側面についていた板金をネジ2つを外して取り外します。
で、新しいオーディオに付けようかと思ったら、そんな取付穴はないのです、、どうしたものか、
よくわからなかったので、とりあえずダッシュボード側に板金を取り付けてオーディオを押し込んでみました、そうすると、結構いい感じに強嵌合して安定するではないですか、こういうことのようです、あとは強嵌合するようにネジを締めて取り付けました。
ちなみに後ろの配線は
苦労するのは電工ペンチでの端子接続のみで、オーディオ側や車側はコネクタで接続するだけなので簡単です。
取付板金をと強嵌合させてオーディオをはめ込んで、
パネルを取り付けで完了です。
問題なく動くかを確認した結果、重大な問題が。。
作業完了後、ブルートゥースを接続して音が出るかを確認、結果、問題なく音がでました!
いや~適当な配線でもいけるもんだな・・・と感心して家路に着こうとして車を走らせました、そして周りが暗くなってきたのでライトを付けようとしたところ、いわゆる”小玉”が点かないではありませんか、ヘッドライトは点くのですが、パネルのライトと小玉が点かない状態になってしまいました、これはマズイということで、その足でディーラーへもっていきました。
結果としては、配線が間違っている、という診断を受けて、作業料金として4840円をお支払いしました。。
ということで、3000円で出来るはずだったカーオーディオの交換は結果として
3000円+電工ペンチ1760円+配線間違い修正代4840円=約10000円
という間抜けな結果に終わりました、、、素人が適当にやっちゃいかんです。
どの配線が間違っていたのか
当日はオイル交換も同時にやった為にどの部分が間違っていたかを聞きそびれたのですが、後日確認してみました。
結果としては余っていた配線の電源負極をアースに落としただけでした~、それだけかい!ということです。
ついでにカーオーディオの取り付けについては
板金の爪を起こしてパネル側に固定をするという方法を取られていました、そのための板金だったのか、、と感心。
というわけで、電源と呼ばれるものと負極(GND)をつなげてはいけません、まあ、当然ですね、バッテリーが死んだり、基板等が死ななくてよかったです、適当はやっぱり駄目ですね。
カーオーディオ自体は挙動が怪しい
私が最初に配線ミスったからかもしれませんが、オーディオの挙動は非常に怪しいです、出ている症状としては
・前回の状態を記憶していない
エンジンかけたときにFMに切り替わっていた利
毎回音量が30に戻っていたり
というように、メモリー機能がいまいち動いてません。。
・USB充電ができない
USB端子から充電をしようとすると電源が落ちます、私が壊したのか初期不良なのかは不明です笑
というようにいろいろ問題が発生する状況です。
あとは時計を常時表示しないとか、80Mhz以下の周波数を受信しないとか、いろいろ問題はありますが、まあ、2099円ですから、こんなもんでしょう。
ちなみに、、半年ほど使ったら電源入らなくなりました、まさに安物買いのなんとやらです・・・
その後、一度取り外して、コネクタと抜き差ししてみたところ、復活しました!いわゆるコネクタの接触不良というやつですね、車載製品は振動するので、コネクタが緩んだのかもしれません。
まあ、国内メーカーではありえませんが、、中国ローカル製品は一度確認してみるといいかもしれないです。
関連記事:激安カーオディオの電源入らない状態→コネクタ抜き差しで復活!
体験を買うにはいいが、快適さを買うのなら素直にオートバックス
私の車は24万円で購入した車ですので、まあ、動けばいいかな、という状態でしたので今回のような無謀な挑戦をする事ができました。
高価な車を購入された方は、Amazonで売っている怪しいカーオーディオを取り付けるのは辞めた方がいいかもしれない、というのが感想です。
車載製品というのは非常に厳しい試験をクリアして市場に投入される製品です、日本メーカーの製品であれば、必ずその非常に厳しい信頼性試験を通過した製品が市場に売られています。
しかし、中国製の商品はどこまで試験をしているかどうかは不明ですので、早い段階で壊れる可能性もあります。
ということで、結論としては高い車に乗っている人は素直にオートバックスなどで売っている日本ブランドの製品をプロに取り付けしてもらう、というのがいいと思います。
まあ、車ぶっ壊れてもいいという方は、私の失敗を参考にして面白い体験をされるのも良いかと思います。
パジェロミニユーザーの参考になれば幸いです。。。
ちなみに、ETC車載器も取り付けてみました、簡単ですよ!
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